WebDavサーバーを立ててWindows7とMacで使う

追記@2015-11-12

Windows7では、NetDriveというものを使えば簡単にマウントできるのですが、

– 容量の表示がおかしい(2TB程度のはずなのに10TBと表示されている)
– わたしの環境だとドライブ一覧のUIが乱れて、マウントしているディスクが見られない
– 一ヶ月の試用期間を過ぎると帯域制限されて使い物にならない
– $5ぐらいなら買っていたかもだが$40ぐらいする

というわけで、WebDavをやめてSambaにしました。Sambaは設定が面倒ですが、秘伝のタレ的なものを作ったのでこちらをどうぞ→ http://mitsuakikawamorita.com/blog/?p=3111


共有ドライブが欲しいなと思いました。自宅に省電力サーバーがあるので、NASを購入するよりそれを使うと安上がりです。

当初、Sambaを試してみたのですが、Macでは特に問題なかったのですがWindows7でどうしてもマウントできず、それではということでFTPにしようと思ったんですが、Macではファイルのアップロードができないとのことで、WebDavを試してみました。結果的には簡単にできたので良かったと思います。帯域については50MB/sほどで悪くはないです。もちろんGbでて欲しいのですが、帯域は何で決まるか把握できていません、iperfでGbでるLANなのですが、WebDavサーバーの性能が良くないのか(CPUがAtom N2800なので)、それともApacheのWebDavモジュールなのか、それともWebDavプロトコルそのもののオーバーヘッドなのか。。。

ともかくとしてあっさりWebDavサーバーを立ててMacとWindows7でマウントできたので、WebDavはおすすめではあります。

前提:
– サーバーのOSはUbuntu 12.04 (おそらくこれ以降のバージョンでも同様です)
– 認証なし (LAN内で使うことを前提、ユーザーによる権限等一切なし)
– UbuntuサーバーにWebDavを入れる (実質ApacheのWebDavモジュールですが)
– MacとWindows7でマウントできるようにする

手順:
1. サーバーでWebDavを使用可能にする
2. Macでマウントする
3. Windows7でマウントする

まず「1. サーバーでWebDavを使用可能にする」です。Ubuntuを前提とします。

# まずはWebDavモジュールを導入します。Apacheが入っていないとこのコマンドは有効でないかもしれないので、なければApacheを入れておきます。
$ sudo a2enmod dav
$ sudo a2enmod dav_fs

# WebDav用のディレクトリを作ります
$ sudo mkdir -p /var/www/webdav
$ sudo chown www-data /var/www/webdav

# Apacheの設定ファイルにWebDavを追加します (少し長いので後述してます)
$ sudo vi /etc/apache2/sites-available/default

# Apache2をリスタートします (serviceコマンドを使うべきかもです)
$ sudo /etc/init.d/apache2 restart

/etc/apache2/sites-available/default には以下のように追加します。
<VirtualHost *:80>
# ~中略~
Alias /webdav /var/www/webdav
    <Location /webdav>
    Options Indexes FollowSymLinks MultiViews
    Dav on
    </Location>
# ~中略~
</VirtualHost>

これでWebDavが有効になったはずです。ブラウザで、http://<サーバーのIPアドレス>/webdav にアクセスしてみると、以下のような感じでブラウジング可能になっていると思います。

webdav

では次に、「2. Macでマウントする」です。

Finderの上のメニューの「移動」→「サーバーへ接続」から、「サーバーアドレス:」に「http://<サーバーのIPアドレス>/webdav」と打ち込んで、「接続」ボタンを押します(↓の画像)。

スクリーンショット 2015-10-07 11.20.22

すると、ゲストかユーザーを選べます。今回WebDavサーバーは認証なしですのでゲストを選択して「選択」ボタンを押します(↓の画像)。

スクリーンショット 2015-10-07 11.21.00

これでFinderにマウントできました。

次に、「3. Windows7でマウントする」です。

Windows7ではWebDavはSSLでないと標準ではだめだそうです。回避方法はあるようなのですが(参考のQNAPの記事を参照)、今回はそれを試さず、QNAPの推奨の NetDrive というソフトウェアを使います。

このソフトウェアは、2015-10-07現在では30日の試用期間がありますが、試用期間を過ぎても、ドライブ一個は可能、自動接続ができなくなる、とのことです。

NetDriveをインストールして立ちあげて、↓のように設定をして、「セーブ」として「接続」を押すとマウントできます。「名前」を「WebDav」とすると、名前の重複があると怒られるので別の名前にしましょう。

2015年10月07日水曜日、webdav、netdriveの設定

注意点としては、
– 日本語ファイルはだめかもです (Apache側のコンフィグがおそらく必要です)

以上です。

参考:
http://moonstruckdrops.github.io/blog/2013/04/02/httpd-webdav/
https://www.qnap.com/i/jp/tutorial/con_show.php?op=showone&cid=80